コロナが流行り、病院や施設に入院されているご親族と会う機会が限られた結果、ご親族の認知機能が一気に低下する傾向にあるとある方からお話を伺いました。
コロナがいつ落ち着くか分かりませんが、コロナが明けてからコミュニケーションによる刺激を絶たれた故の認知機能低下に関する問題が世界で出てくるような気が致します。
ちなみに以下の設問で皆様、思い当たるものはあるでしょうか?
①物事への意欲がなくなる
②感情のコントロールができなくなる(すぐ怒るなど)
③新しいものへの対応や思考の多様性がなくなる
④行きつけの店でしかごはんを食べなくなる
⑤同じ著者の本しか読まなくなる など
鬱病の傾向にも感じますが、こうした傾向は、思考をつかさどる脳の前頭葉の萎縮の兆候であるそうです。前頭葉の萎縮が、更に認知症にも直接つながるとのこと。もし最近、同じようなことの繰り返ししかしていないな、と思われる方はお気をつけください。既に40代から前頭葉の萎縮は始まっているそうです。変化のないあるいは変化を望まない生活や環境というのは安心な反面、そうした退化や萎縮をもたらす危険性もはらんでいます。脳へ刺激を与えるため日頃やらないことをやったり、新しいお店に入ってみるのも良いかもしれません。
体も使っていないとなまってしまい、終いに動かくなくなりますが、心(脳)もつかっていないと、どんどん凝り固まっていくようです。
合掌 常 範空 m(_ _)m
