”もしもETが存在しないとなったら、 そら恐ろしいほどの責任が私達にのしかかってきます。 なぜなら私達人間が滅びる時、 知性そのものが銀河系から消えてしまうからです。”
ーグレゴリーべンフォードー
「NHK銀河宇宙オデッセイ」
今から50世紀の昔、シュメールという人々がメソポタミア文明を築きあげました。文明は底知れないもので、日本人もその遺産である印鑑を使ったり契約を交わしたり60進数を使って時間を測ります。しかしシュメールは忽然とある時期に姿を消します。その手がかりはあまりに少なく、シュメール人の全容を解明するには未だ至っていません。
文明は人間の築きあげた、おそらく最高の知性の結晶ですが、戦争や争いで簡単に滅び去ってしまいます。 モノゴトを築きあげることは妬みや憎しみなのか足を引っ張るものもいたりして誠に難しいにも関わらず、戦いや怒りの炎でいとも簡単に壊れて消えてしまいます。
写真は、人類の文明の結晶であるハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河の数々です。絵ではありません。この銀河たちの中にも、更にたくさんの無数の惑星や恒星などが存在しています。 更に、このたくさんの銀河たちも、この宇宙にある無数にある銀河のほんの一点でしかありません。
NASAもUAP(Unidentified Aerial Phenomena 昔のUFO)の正式な研究チームを立ち上げるとのこと。
ETがいるのかいないのか。
もしいるのならば、好き好んで争う地球人をどんな目で見ているのでしょうか。何から守るのか、何を叩き合うのか、何と戦うのか。そしてシュメールのように文明もろとも跡形もなく姿を消すのか。。。
自分以外を考えることは、 30年前に、ペンフォード博士がおっしゃるとおり、自分自身を見つめることなのだろうと思うのです。
合掌 常満寺 Ph. D 範空 🙏🙏🙏
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👇以下、30年以上前の1990年のNHK銀河宇宙オデッセイ、
グレゴリーべンフォード博士のモノローグより抜粋
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ET、地球外生命体との出会いは、SFから科学へ、 そして科学から人類全体の課題へと広がりつつあります
夜の地球を訪れた宇宙人が、まず最初に目を奪われるのがこのニューヨーク、マンハッタンの街の灯かもしれません。
宇宙のどこかの惑星にもう一つのマンハッタンがあり、 ニューヨーカーのようなetが暮らしているんでしょうか。
私達のET探しははっきりとした答えが出るまで 続けられるでしょう。
ETがいるにせよいないにせよ、 その答えの意味はきわめて深いものがあります。
もしETが存在すれば彼らとの出会いは人間の「意識」や「知識」を途方もなく拡げてくれるかもしれません。あるいは大きなカルチャーショックが私達の価値観を根底から変えてしまうかもしれません
もしもETが存在しないとしたら、 そら恐ろしいほどの責任が私達にのしかかってきます。 なぜなら私達人間が滅びる時、 知性そのものが銀河系から消えてしまうからです。
しかし私たち以外に生命が存在しないことが分かったとしても 人類は必ずや星々の中へ船出していくに違いないと私は信じます。
なぜ人類が宇宙で孤独なのかを探るために。 遥かなるetを探す旅は、宇宙に生きる人間が自分自身のアイデンティティーを追い求める内なる旅でもあるのです。
ーグレゴリーべンフォードー
